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市況  2月3日

投資被害について

NY株式:ダウは186ドル高
NYダウ 終値 :20071.46 前日比:+186.55
    始値 :19964.21 高値 :20081.48 安値 :19964.21

3日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は186.55ドル高の20071.46、ナスダックは30.57ポイント高の5666.77で取引を終了した。
1月雇用統計で非農業部門雇用者数が22.7万人増と予想を大きく上振れ、買いが先行。トランプ大統領が金融規制改革法見直しの大統領令に署名したことで、金融セクターを中心に買いが広がり、終日堅調推移となった。
ナスダックは最高値を更新し、ダウは再び20000ドルを突破した。

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円63銭で引けた。
米国の1月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想外に20万人を超えたためいったんドル買いが加速。しかし、賃金の伸びが予想を下回るなど労働市場にスラックが存続することが明らかになり3月の利上げ観測が後退、ドル売りに拍車がかかった。その後、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁がインタビューで、3月の利上げの可能性も除外しなかったためドル売りが後退。

ニューヨーク原油は反発、3月限終値は53.83ドル、プラス0.29ドル。
トランプ米大統領が、産油国であるイランに追加制裁を科すと発表したことから、イランによる供給鈍化観測などを材料に買われる場面がみられた。

ただ、米石油会社ベーカー・ヒューズが発表した米国での石油掘削に使用するリグの稼動数は、前週比で17基増加の583基と15年10月以来の高水準に。こうした米国での供給増が意識されて、原油の上値は重くなった。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ社長は、電話取材に対し「市場は反射的に動いている」と指摘。「湾岸諸国に関するニュースなら何でも市場は反応するものだ」と述べた。

チャートでは、25日移動平均線レベルでもみ合っている。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げていたが、昨年来高値55.24ドル更新手前で上げ一服。トランプ大統領による政権運営への警戒感などから上値は重くなっている。


ニューヨーク金は小幅続伸、4月限終値は1219.40ドル、プラス1.10ドル。
米雇用統計の発表後は、3月の米利上げ観測が後退したことからしっかりとした展開となった。ただ、米株が上昇したこともあり、上値の重い展開に。
日足チャートでは、25日移動平均線をサポートラインに100日移動平均線上抜けを試す格好に。トランプ政権に対する不透明感が引続き下支えとなっており、金は相対的に堅調となりそうな状況にある。





先物取引被害はお休み。