市況 2月21日
投資被害について
NY株式:ダウは118ドル高NYダウ 終値:20743.00 前日比:118.95
始値:20663.43 高値:20757.64 安値:20663.37
21日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は118.95ドル高の20743.00、ナスダックは27.37ポイント高の5865.95で取引を終了した。
複数の主要小売決算が好感され、買いが先行。目立った経済指標の発表が無い中、原油相場の上昇や、近く発表が予定される減税策への期待から終日堅調推移となった。S&P500、ナスダック総合指数、ダウの主要株価指数が揃って最高値を更新した。
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円68銭で引けた。米国の3月FOMCでの追加利上げを想定したドル買いが観測されたが、この日発表された2月米製造業PMI速報値は54.3で市場予想や1月実績を下回ったため、リスク選好的なドル買いはやや一服した。
ニューヨーク原油先物は3日続伸、3月限終値は54.06ドル、プラス0.66ドル。
石油輸出国機構のバルキンド事務局長は、「減産合意の実施について加盟国は高水準だった1月以上の順守を目指す」「5年間の業界平均に近づけるため、引き続き在庫取り崩し水準に注目している」と講演で述べた。この発言を材料に原油は買い優勢となり、ほぼ1ヶ月半ぶりの高値を付けている。
エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は電話取材に対し、「相場上昇に賭けてポジションを積み上げた投資家は多い」と話す。OPEC事務局長が「減産延長の可能性を匂わせている」ことは、価格にプラスに働いていると指摘。「市場は今のところ、そこまで要求していないとしても、そうなればいいと期待している」と述べた。
チャートでは、25日移動平均線レベルでもみ合っていたが、やや上放れた格好。欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、需給面を材料に高値更新を意識した展開へ。
ニューヨーク金先物は小幅続落、4月限終値は1238.90ドル、マイナス0.20ドル。
堅調な米国株やドル買いを材料に売り優勢となったが、フランス大統領選挙への不透明感が高いことから持ち直す展開となった。
日足チャートでは、25日移動平均線をサポートラインに、100日移動平均線でもみあっている。欧米政治リスクへの警戒感を下支えに金は堅調に推移するとの声は多い。
先物被害の回復(4)
ポイント
1、断定的判断の提供
2、新規委託者の保護義務
3、繰り返す両建て
4、手数料目当ての過当取引
5、実質的な一任売買
6、投資資金の妥当性
概ね以上の内容について聞き取り、分析を行います。
ここまでで、どの程度の被害回復が可能かについて分かります。
明日からはポイントの具体例になります。