市況 2月23日
投資被害について
NY株式:ダウは34ドル高NYダウ 終値:20810.32 前日比:34.72
始値:20817.21 高値:20840.70 安値:20746.41
23日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は34.72ドル高の20810.32、ナスダックは25.12ポイント安の5835.51で取引を終了した。
ムニューチン財務長官が8月までに税制改革に関する法案成立を目指すことや3%以上の経済成長実現に言及したことで、近く発表される減税策への期待感が強まり、買いが先行。昨日のFOMC議事録を受けた追加利上げ観測の拡大で、企業業績への懸念から上げ幅を縮小する場面もあったが、トランプ大統領が製造業幹部との会談で、雇用増加を強調したことが好感され引けにかけて上昇した。
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円61銭で引けた。
この日発表された新規失業保険申請件数が予想をやや上回ったことや、ムニューチン米財務長官の「ドル高にはいくらか問題がある」との発言が材料視された。市場関係者の間で新政権はドル高是正に動くとの警戒感が広がったようだ。また、長官が「新政権による景気刺激策の効果がでるのは2018年に入ってから」との考えを示したため、成長への期待も後退しドル売りに拍車がかかった。
ニューヨーク原油先物4月限は反発、4月限終値は54.45ドル、プラス0.86ドル。
米エネルギー情報局による週間在庫統計で、原油在庫が市場予想よりも増加しなかったことから買い優勢の展開となった。
チャートでは、25日移動平均線レベルからの上放れを試す格好となっている。欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、石油輸出国機構による減産進展などが下支えに。
ニューヨーク金先物は4日ぶりに反発、4月限終値は1251.40ドル、プラス18.10ドル。
米連邦公開市場委員会の議事要旨の内容を受けて、「3月利上げ」の思惑が低下。為替市場では、ドルが主要通貨に対して弱含む格好となり金は上昇した。
日足チャートでは、昨年12月をボトムとした反発が継続し、25日移動平均線をサポートに、100日移動平均線をクリアしている。欧米政治リスクへの警戒感を下支えに金は堅調に推移するとの声は多い。
先物被害の回復(6)
ポイント
2、新規委託者の保護義務
このルールは先物取引の経験のない方がハイリスクな取引であることを十分に理解するためにあります。
契約時に「投資可能金額」と言う欄に金額を記入させられます、この金額の三分の一までの金額を先物取引に投資してもよい、期間は三か月間と決められています。
最近では平気で半分、それ以上を投資させる営業マンもいるようですが、三分の一ルールが明確に撤回されていることはありません。
先物取引はハイリスクな取引であり、そのの危険性には何ら変化がなく,新規委託者を保護する必要性は変わっていないのですから,保護の基準が変動する理由、要素はありません。
3、繰り返す両建て
4、手数料目当ての過当取引
5、実質的な一任売買
6、投資資金の妥当性