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市況  4月17日

投資被害について


NY株式:ダウは183ドル高
NYダウ 終値:20636.92 前日比:+183.67
    始値:20484.75 高値:20644.41 安値:20484.75

17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は183.67ドル高の20636.92、ナスダックは51.64ポイント高の5856.79で取引を終了した。
先週末にかけて地政学的リスクが高まっていた反動から、金融やハイテクセクターを中心に買い戻しが入った。14日の祝日を利用して連休を取得した市場参加者が多いほか、欧州の殆どの市場がイースターに伴い休場で閑散取引の中、今週から本格化する1-3月期決算への期待も相まって、引けにかけて上げ幅を拡大した。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円90銭で引けた。
予想を下回った4月の米NY連銀製造業景気指数、NAHB住宅市場指数を嫌ったドル売りが優勢となった。しかしながら、ムニューシン米財務長官は英フィナンシャルタイムズ紙とのインタビューで、「ドル高は長期にわたり良いこと」との見解を繰り返したため、米国政府がドル高是正に動くとの警戒感は後退し、ドル買いが再燃した。

ニューヨーク原油先物5月限は反落、5月限終値は52.65ドル、マイナス0.53ドル。
シェールオイル開発は拡大しているとの見方が浮上したことが要因。米ベーカー・ヒューズが先週末発表したデータによると、米国内の石油リグ稼働数は11基増加した。リグ稼動数は増加傾向にあり、生産量増加によって需給関係がひっ迫する可能性は低下しつつある。
ただし、チャートでは、100日移動平均線を依然して上回っており、やや底堅い動きがしばらく続く可能性がある。

コンサルティング会社ショーク・グループのスティーブン・ショーク社長は電話取材に対し「リグ稼働数は直近36週中の32週で増加した。生産量が8週連続の増加となったほか、米エネルギー情報局は2018年の米生産量が日量990万バレルになるとの見方を示した。米国の製油業者は堅調で、好調さは増すばかりだ」と話した。

ニューヨーク金先物6月限は4日続伸、6月限終値は1291.90ドル、プラス3.40ドル。
緊迫化する朝鮮半島問題が意識されて、安全とされる金の需要が引き続き高まった。一方、米国株の上昇を受けて、時間外取引ではマイナス圏での推移となった。

日足チャートでは、200日移動平均線を上回っている。昨年11月10日以来の1300ドル台回復を意識した格好に。