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市況  4月26日

投資被害について


NY株式:ダウは21ドル安
NYダウ 終値:20975.09 前日比:-21.03
    始値:21009.95 高値:21070.90 安値:20972.27

26日の米国株式相場は下落。ダウ平均は21.03ドル安の20975.09、ナスダックは0.27ポイント安の6025.23で取引を終了した。
朝方は税制改革案の発表を控えて小動き。複数の主要企業決算が堅調な内容となったが、連日の株価上昇を受けた利益確定の動きから、総じて上値の重い展開となった。
注目の税制改革案は、個人の税率区分を3段階とし、最高税率を35%に引き下げたほか、法人税率も15%に引き下げたが、概ね予想通りの内容で相場への影響は限られ、引けにかけて下落した。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円06銭で引けた。
米国のトランプ政権の税制改革案の発表に向けて期待感が強まりドル買い、円売りが優勢となった。その後、経済チームの発表を受けた利食い売りや税制改革案は具体性に欠けるとの失望感が広がり、ドル売り、円の買戻しに拍車がかかった。

ニューヨーク原油先物6月限は小幅高、6月限終値は49.62 ドル、プラス0.06ドル。
米エネルギー情報局の週間統計で、国内原油在庫が3週連続で減少していたことが材料視された。原油在庫の減少は予想通り。ただし、米国株高が一服したことやガソリン在庫は予想以上に増加したことから、やや上げ渋った。

チャートでは、100日移動平均線を大幅に下回る状態が続いている。

ニューヨーク金先物6月限は3日続落、6月限終値は1264.20ドル、マイナス3.00ドル。
トランプ政権が法人税の大幅引き下げを柱とした税制改革案を発表したが、想定の範囲内の内容だったことから米国株は失速。金は下げ幅を縮小する格好となった。
日足チャートでは、25日移動平均線、200日移動平均線で下げ止まっています。