市況 4月27日
投資被害について
NY株式:ダウは6ドル高
NYダウ 終値:20981.33 前日比:6.24
始値:20991.12 高値:21005.80 安値:20935.80
27日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は6.24ドル高の20981.33、ナスダックは23.71ポイント高の6048.94で取引を終了した。
複数の主要企業決算が好感され買いが先行。昨日の税制改革案が予想通りの内容となり、積極的な買いが手控えられたほか、原油相場の下落が嫌気され、上げ幅を縮小した。
また、マーケット終了後にハイテク決算が多数控えていることもあり、決算内容を見極めたいとの思惑から上値の重い展開となった。
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円26銭で引けた。
トランプ政権による税制改革実施への期待が根強く、リスク選好の円売りが続いたが、原油安を意識して円買い・ドル売りが優勢となった。
ニューヨーク原油先物6月限は反落、6月限終値は48.97ドル、マイナス0.65ドル。
リビア最大のシャララ油田から同国製油所への原油供給が再開されたとの一部情報や、米国の原油生産量の増加が嫌気されたようだ。
シャララ油田における原油生産の操業はしばらく続くとみられており、需給関係の改善につながる材料が提供されない場合、供給超過への懸念は残されるとの見方が多い。
チャートでは、100日移動平均線を大幅に下回る状態が続いている。
ニューヨーク金先物6月限は4日ぶりに反発、6月限終値は1265.90ドル、プラス1.70ドル。
為替市場で、ドルが主要通貨に対してやや強含んだことが重しとなり、金は小動き推移となった。
日足チャートでは、25日移動平均線(1265ドル水準)、200日移動平均線(1264ドル水準)でのもみ合いとなっている。
先物取引で繰り返される両建ては手数料目当てになります。
営業マンの成績稼ぎの取引は先物被害になりますので両建てには十分に注意して下さい。