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市況  5月10日

投資被害について


NYダウ 終値:20943.11 前日比:-32.67
    始値:20958.49 高値:20976.28 安値:20884.15

10日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は32.67ドル安の20943.11、ナスダックは8.56ポイント高の6129.14で取引を終了した。
トランプ大統領がFBI長官を解任したことで、政権運営への不透明感が強まり売りが先行。
原油相場の上昇に伴い株式相場も緩やかに上昇したものの、上値の重い展開となった。4月輸入物価指数が予想を上振れたが、相場への影響は限定的だった。

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円29銭で引けた。
4月の米輸入物価指数が予想を上回ったことや、米4月財政収支の黒字幅が予想以上に拡大したことが材料視された。米財務省が実施した10年債入札結果が低調で米債利回りの上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。

ニューヨーク原油先物6月限は大幅反発、6月限終値は47.33ドル、プラス1.45ドル。
米国の原油在庫が予想以上に減少したことや石油製品の在庫水準が低下していることが材料視された。市場参加者の間で需要増加への期待は高まっていないが、供給超過の状態は段階的に解消されるとの見方が浮上しており、目先的には49ドル近辺までの戻りが期待されているようだ。

チャート上では200日移動平均(49.05ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。

ニューヨーク金先物6月限は小幅反発、6月限終値は1218.90ドル、プラス2.80ドル。
目立った売買材料が観測されないなか、足元3月以来の水準まで下落していたことから値ごろ感などが意識されて下げ渋る格好となった。

日足チャートでは、100日移動平均線(1225ドル水準)レベルでのもみ合いとなっている。