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市況  5月24日

投資被害について


NY株式:ダウは74ドル高
NYダウ 終値:21012.42 前日比:+74.51
   始値:20949.21 高値:21022.82 安値:20933.58

24日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は74.51ドル高の21012.42、ナスダックは24.31ポイント高の6163.02で取引を終了した。
朝方は買いが先行したものの、FOMC議事録の発表を午後に控えて上値の重い展開となった。FOMC議事録では、関係者の多くが年内のバランスシート縮小を支持したほか、早期の追加利上げが適切との見方を示したことが明らかとなった。
発表後は、バランスシートの縮小ペースが比較的緩やかであることが好感され上昇した。S&P500が最高値を更新。

この日公表の米連邦公開市場委員会(議事録への警戒感から、ドル買いが先行。しかし、FOMC議事録では、近く利上げの見方や資産縮小への動きが示されたが、インフレ進展の減速リスクの指摘がみられたとして10年債利回りが低下し、ドル売りが優勢になった。

ニューヨーク原油先物は反落、7月限終値は51.36ドル、マイナス0.11ドル。
この日発表された米エネルギー情報局が週報では、国内全体の原油在庫が予想以上に減少し、いったん買いになった。しかし、米国のドライブシーズンを前にガソリン在庫の減少が小さかったとして売りに転じたもよう。ただ、米FOMC議事録発表後のドル軟化で、下げ渋った。

25日開催のOPEC総会に向けては、「協調減産の継続期間で意見分かれる」(イラン石油相)、「協調減産幅拡大も選択肢」(クウェート石油相)、「協調減産の1年延長巡り協議へ」(露エネルギー相)などの発言が交錯した。

ニューヨーク金先物は続落、6月限終値は1253.10ドル、マイナス2.40ドル。
ニューヨーク通常取引終了後に公表される米連邦公開市場委員会議事録が、6月利上げ観測を裏付ける内容になる可能性への警戒感から、売りが優勢になった。
ただ、英国マンチェスターでの自爆テロ事件を受けて、英政府が警戒レベルを最高度に引き上げ。フランスは非常事態宣言を11月1日まで延期。米国の主要都市でも警戒が強まる状況に、金の下値は限られた。