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市況  6月12日

投資被害について


NY株式:ダウは36ドル安
NYダウ 終値:21235.67 前日比:-36.30
   始値:21259.95 高値:21277.08 安値:21186.15

12日の米国株式相場は下落。ダウ平均は36.30ドル安の21235.67、ナスダックは32.45ポイント安の6175.46で取引を終了した。
先週、一部アナリストが主要ハイテク株への投資リスクを警告したことを受けて、引き続きハイテクセクターに利益確定の動きが広がり、終日軟調推移となった。
しかし、原油相場が上昇したほか、明日から開催される連邦公開市場委員会での発表内容を見極めたいとの思惑から下値は限られた。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円94銭で引けた。
英国の政局不透明感などを嫌気した、リスク回避の円買いがやや活発となった。その後、ムニューシン米財務長官が米国経済の持続的成長を公約したため、リスク回避的なドル売りは後退した。

ニューヨーク原油先物7月限は続伸、7月限終値は46.08ドル、プラス0.25ドル。
需給バランスが改善するとの期待が強まった。
サウジアラビアのファリハ・エネルギー相は、「今後3、4カ月間は在庫減少のペースは加速する」との見方を示したことが材料視されたようだ。
需要減少に対する警戒感は高まっていないことも原油先物を下支えした。12日の米国株は弱含みとなったが、株安は特に嫌気されなかったようだ。

ニューヨーク金先物8月限は4日続落、8月限終値は1268.90ドル、マイナス2.50ドル。
13-14日に米FOMC開催が控えており0.25%の利上げ実施が見込まれていることから、ポジション調整の売買に終始。方向感に乏しい展開となった。日足チャートでは、1300ドルの大台手前で失速。4月同様、調整局面を迎えている。