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市況  6月19日

投資被害について


NY株式:ダウは144ドル高
NYダウ 終値:21528.99 前日比:+144.71
    始値:21444.75 高値:21528.99

19日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は144.71ドル高の21528.99、ナスダックは87.25ポイント高の6239.01で取引を終了した。
トランプ大統領が主要ハイテク企業経営陣と本日会談をを予定していることもあり、ハイテクセクターに買いが広がった。
またニューヨーク連銀ダドリー総裁が米景気に強気の見通しを示し、金利が上昇したことで金融セクターも堅調推移となった。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円50銭で引けた。
ダドリーニューヨーク連銀総裁の金融政策に関する発言を受けて、年内追加利上げ観測が強まりドル買いに拍車をかけた。また、株高を意識したリスク選好の円売りも強まった。

ニューヨーク原油先物7月限は反落、7月限終値は44.20ドル、マイナス0.54ドル。
為替相場がドル高・ユーロ安に振れたことやリビア産原油の生産増加などが嫌気されたようだ。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが先週16日午後に公表した国内の石油掘削リグ稼働数は、前週比6基増加し747基となっていた。稼働数は22週連続で増加しており、供給超過の状態がすみやかに解消されるとの見方は後退している。

ニューヨーク金先物8月限は反落、8月限終値は1246.70ドル、マイナス9.80ドル。
為替市場ではドル安が一服しており、ドル指数は97.5台まで戻している。ドル安一服で割安感が後退したことから、金はさえない展開となった。
日足チャートでは、200日移動平均線や100日移動平均線での攻防が続いている。この水準を割り込むと5月安値1220ドル辺りが意識されよう。