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市況  6月26日

投資被害について


NY株式:ダウ14ドル高
NYダウ 終値:21409.55 前日比:+14.79
    始値:21434.68 高値:21506.21

26日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は14.79ドル高の21409.55、ナスダックは18.10ポイント安の6247.15で取引を終了した。
5月耐久財受注が予想以上の落ち込みとなり長期金利が低下。朝方、一時的に連銀の金融正常化プロセスのペースが鈍化するとの見方で買われる場面もあったが、その後は通信や公益関連などディフェンシブ銘柄が選好され上値の重い展開となった。
イタリアの銀行救済を受けて金融セクターも概ね底堅い動きとなった。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円86銭で引けた。
5月米耐久財受注速報値、シカゴ連銀全米活動指数、6月ダラス連銀製造業活動指数は市場予想を下回ったため、年内追加利上げ観測は後退し、ドル売りが優勢となった。しかしながら、原油価格が下げ止まったことや株価上昇を受けてリスク選好の円売りに拍車がかかった。

ニューヨーク原油先物8月限は続伸、8月限終値は43.38ドル、プラス0.37ドル。
短期筋などがショートポジションの買い戻しを進めているようだ。
26日発表された5月の米耐久財受注は前月比-1.1%で市場予想を下回った。米国株式はまちまちの動きを見せたが、原油先物は底堅い動きとなった。原油の供給超過状態は段階的に解消されるとの見方が浮上しているが、需給見通しの不透明感は払拭されていない

ニューヨーク金先物8月限は4日ぶりに反落、8月限終値は1246.40ドル、マイナス10.00ドル。
一時1230ドル台まで下げ幅を拡大する場面もみられたが、米国株が目立った動きを示さなかったことから下げ幅をやや縮小する格好となった。日足チャートでは、100日移動平均線や200日移動平均線が位置する1250ドル水準でのもみ合いとなっている。