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市況  7月10日

投資被害について


NY株式:ダウ5ドル安
10日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は5.82ドル安の21408.52、ナスダックは23.31ポイント高の6176.39で取引を終了した。
長期金利の上昇が一服したほか、原油相場の下落が嫌気され売りが先行。本日は主要経済指標の発表に乏しく、イエレン議長の議会証言や4-6月期決算を控えて上値の重い展開となったが、ハイテク株を選好する動きが目立った。

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円04銭で引けた。
この日発表された米国の6月労働市場情勢指数は市場予想を下回ったため、早期追加利上げ観測はやや後退し、米国債利回りは低下したことからリスク選好的なドル買いは後退した。

ニューヨーク原油先物8月限はやや反発、8月限終値は44.40ドル、プラス0.17ドル。
石油リグの稼働数が再び増えていることから、上値の重さは払拭されていないものの、リビアとナイジェリアは産油量に上限を設ける可能性があるとみられており、短期筋などの買い戻しが多少入った。
米長期金利が伸び悩んだことやユーロが下げ渋ったことも、原油先物相場を下支えしたようだ。なお、クウェートのマルズーク石油相は、リビアとナイジェリアは24日にロシアで開かれる産油国会合に招かれていると伝えた。

ニューヨーク金先物8月限は反発、8月限終値は1213.20ドル、プラス3.50ドル。
一時1204.00ドルと4ヶ月ぶりの水準まで下落する場面が見られたが、米国株、ドルともに小動きだったことからやや買い戻し優勢の展開となった。日足チャートでは、1200ドル台での攻防を迎えている。下げ一服といったところだが、下を意識した展開は継続している。