市況 7月12日
投資被害について
NY株式:ダウ123ドル高
12日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は123.07ドル高の21532.14、ナスダックは67.87ポイント高の6261.17で取引を終了した。
原油相場の上昇を受けて、買いが先行。イエレンFRB議長が、下院金融委員会での議会証言で低調なインフレ率への警戒感を示し、追加利上げに慎重な姿勢を示唆したことも好感され、終日堅調推移となった。
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円18銭で引けた。
米連邦準備制度理事会のイエレン議長は下院金融サービス委員会での証言で、最近の低インフレに関して懸念を表明したため、年内追加利上げ観測は後退した。日米金利差の拡大観測も後退し、リスク回避的なドル売り・円買いに拍車がかかった。
ニューヨーク金先物8月限は3日続伸、8月限終値は1219.10ドル、プラス4.40ドル。
イエレンFRB議長が、下院金融委員会での議会証言で低調なインフレ率への警戒感を示し、追加利上げに慎重な姿勢を示唆したことから、為替市場ではドルが軟調推移。金はしっかりの展開となった。日足チャートでは、1200ドル台での攻防を迎えていたが、じりじりとした反発が見られる。