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市況  7月18日

投資被害について


NY株式:ダウ54ドル安
18日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は54.99ドル安の21574.73、ナスダックは29.87ポイント高の6344.31で取引を終了した。
主要金融決算が嫌気され、金融セクターを中心に売りが先行。昨日、共和党上院がオバマケア代替法案の採決を断念したことで、減税法案など重要法案の成立期待が後退したほか、政権運営への懸念が高まり軟調推移となった。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円07銭で引けた。
米共和党は医療保険制度改革法の撤廃、改革法案の成立に失敗したため税制改革などトランプ政権の経済政策の実行に懐疑的見方が広がり、景気先行き見通しが悪化。また、米6月輸入物価指数や7月NAHB住宅市場指数が予想を下回り、年内の追加利上げ観測が後退し、ドル売り・円買いに拍車がかかった。

ニューヨーク原油先物8月限は反発、8月限終値は46.40ドル、プラス0.38ドル。
サウジアラビアが追加輸出削減を検討しているとの報道が材料視された。報道によると、サウジはリビアとナイジェリアの生産増加を相殺するため、単独でさらに日量100万バレルの輸出削減を検討しているもよう。

市場関係者の間では、サウジアラビアが原油輸出額をさらに削減し、世界の原油需要が増加した場合、原油価格は現在よりも高い水準で安定する可能性があるとの見方が浮上している。

ニューヨーク金先物8月限は3日続伸、8月限終値は1241.90ドル、プラス8.20ドル。
共和党上院がオバマケア代替法案の採決を断念したことで、減税法案など重要法案の成立期待が後退。政権運営への懸念が高まったことから、金は堅調な推移となった。日足チャートでは、25日移動平均線や200日移動平均線が位置する1240ドル台を回復している。