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市況  8月1日

投資被害について


NY株式:ダウ72ドル高
1日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は72.80ドル高の21963.92、ナスダックは14.81ポイント高の6362.94で取引を終了した。
アジア・欧州株がほぼ全面高となり、米国株にも買いが先行。複数の主要企業決算が好感されたほか、インフレ指標の一つである個人消費支出の伸びが鈍化したことで、追加利上げ観測が後退し、終日堅調推移となったが高値警戒感もあり上値は限られた。

1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円37銭で引けた。
米国の7月ISM製造業景況指数、6月建設支出が予想を下回ったことや原油先物の反落、7月の米自動車販売が予想以上に減少したことが嫌気されたようだ。
安全資産としての米国債買いが加速。米債利回りが低下に転じ、ストップロスを巻き込んでドル売り・円買いが一時活発となった。

ニューヨーク原油先物9月限は反落、9月限終値は49.16ドル、マイナス1.01ドル。
一時49ドルを下回った。石油輸出国機構(OPEC)の7月産油量は増加したことが嫌気してポジション調整的な売りが増えたようだ。
供給超過の状態は解消されつつあるが、一部の産油国にとって生産量の大幅な削減は難しいとみられており、需要増大につながる材料が提供されない場合、原油先物が1バレル=50ド超の水準を保つことは難しいとの声が聞かれている。7月の米自動車販売台数の減少も一部で材料視されていたようだ。

ニューヨーク金先物8月限は反発、8月限終値は1272.60ドル、プラス6.00ドル。
米国では、インフレ指標の一つである個人消費支出(PCE)の伸びが鈍化したことで、追加利上げ観測が後退。ドルが主要通貨に対して弱い動きを示したことから、金は堅調推移となった。日足チャートでは、100日移動平均線をクリアしており反発基調が継続している