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市況  9月1日

投資被害について


NY株式:ダウ55ドル高
31日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は55.67ドル高の21948.10、ナスダックは60.35ポイント高の6428.66で取引を終了した。
週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、7月個人所得・支出が前月から改善したことが好感され、買いが先行。
ムニューチン財務長官が税制改革法案の詳細を数週間以内に明らかにし、年内の法案成立に自信を示したほか、原油相場の上昇も相場の追い風となり、終日堅調推移となった。しかし、明日の雇用統計発表を控えて上値は限られた。

8月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円97銭で引けた。
米連邦公開市場委員会がインフレの基準指標としている米7月コアPCE価格指数は1年半ぶりの低水準となったため、米国の年内追加利上げ観測は後退した。また、ムニューシン米財務長官の発言を受けて、米国はドル安政策に転じたとの憶測が浮上し、ドル売りが優勢となった。

ニューヨーク原油先物10月限は反発、10月限終値は47.23ドル、プラス1.27ドル。 製油所の閉鎖とパイプラインの輸送量減少でガソリン価格は一段高となっており、原油先物にも影響が及んだようだ。暴風雨の影響で製油所の操業率は低下したままだが、9月中旬頃にかけて各製油所は順次操業を再開するとの思惑が浮上している。

ニューヨーク金先物12月限は反発、12月限終値は1322.20ドル、プラス8.10ドル。
ムニューチン財務長官が税制改革法案の詳細を数週間以内に明らかにし、年内の法案成立に自信を示したことから米国株は堅調推移に。金は米国株高に伴う利益確定売りに押される場面も見られたが、為替市場でドルが主要通貨に対してやや弱含んだことが材料視されてしっかり。
日足チャートでは、上値抵抗ラインだった1300ドルからの上放れを試す展開となっている。