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市況  9月27日

投資被害について


ニューヨーク原油先物11月限は反落、11月限終値は51.88ドル、マイナス0.34ドル。
米原油在庫の増加予想や外為市場で主要通貨に対してドルが買われたことが要因。原油需要増加の可能性はあるものの、石油輸出国機構加盟国とロシアなどの非加盟国による協調減産の大幅な延長に対する懐疑的な見方は残されており、原油先物の上昇を抑える一因となったようだ。

ニューヨーク金先物12月限は反落、12月限終値は1301.70ドル、マイナス9.80ドル。
北朝鮮情勢の緊迫化を背景とする安全逃避的な金買いの興味は残されているが、イエレン米連邦準備制度理事会議長が講演で「長期的な緩和策は金融安定を損なう可能性」、「インフレが2%に達するまで政策を据え置くことは軽率」などの見解を示したことが嫌気された。米長期金利は小幅上昇となったが、外為市場で主要通貨に対するドル買いが優勢となったことも金先物の上値を抑える要因となった。