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市況  10月20日

投資被害について


NY株式:ダウは5ドル高
NYダウ 終値 :23163.04  前日比:+5.44

19日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は5.44ドル高の23163.04、ナスダックは19.15ポイント安の6605.07で取引を終了した。
中国の7-9月期GDPが減速し世界経済の先行き見通しに対する懸念が高まったほか、スペイン政府がカタルーニャ州の自治権停止の手続きを進めていることによる政治情勢への警戒感の高まりが嫌気され、売りが先行。主要企業決算や税制改革実現への期待から、引けにかけて下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円54銭で引けた。
カタルーニャ州独立問題に絡みスペイン政局情勢が一段と悪化したことや、中国人民銀行総裁の金融市場への警告で警戒感が広がり、リスク回避のドル売り・円買いが優勢となった。その後、予想を上回った米国のフィラデルフィア連銀製造業景況指数や雇用関連指標、株式場の回復を受けてドル売りは一段落した。

19日のニューヨーク原油先物11月限は反落、WTI先物11月限は51.29ドルで取引を終えた。
先日に続いてガソリン在庫の増加を意識した売りが観測された。ただ、ユーロ相場の反転や株安が一服したことから、売りは一服となった。

ニューヨーク金先物12月限は反発、金先物12月限は前日比プラス7.00ドルの1290.00ドルで取引終了。
米国株の下落やスペイン内政不安を意識した買いが入った。米長期債の低下も材料視されたようだ。なお、米政治メディア「ポリティコ」は匿名の政府高官の談話を引用し、「トランプ大統領は次期FRB議長人事についてパウエル氏指名に傾いている」と報じている。米連邦準備制度理事会議長人事については今週中に発表される可能性が高いとみられている。