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市況  11月15日

投資被害について


NY株式:ダウ30ドル安
14日の米国株式相場は下落。ダウ平均は30.23ドル安の23409.47、ナスダックは19.72ポイント安の6737.87で取引を終了した。
アジア・欧州株が概ね全面安となり、米国株にも売りが先行。税制改革への先行き懸念や原油安が上値を抑え、終日軟調推移となった。10月生産者物価指数は予想を上振れたものの、相場への影響は限定的だった。セクター別では、公益事業や小売が上昇する一方でエネルギーや電気通信サービスが下落した。

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円45銭で引けた。
欧州諸国の株安を嫌気したリスク回避のドル売り・円買いが優勢となったが、その後、米国の10月生産者物価指数は前年比+2.8%、コア指数は同比+2.4%と市場予想を上回ったことから、リスク回避のドル売りは一段落した。

ニューヨーク商業取引所の原油先物12月限はマイナス1.06ドルの55.70ドルで取引を終えた。
国際エネルギー機関が2018年の石油需要見通しを引き下げたことが要因。石油輸出国機構主導による減産延長への期待はあるものの、2018年の世界の原油需要は想定以上に減少する可能性があることから、需給関係の大幅な改善は期待できないとの見方がさらに広がった。ロシアはOPEC主導の減産期間について態度を固めていないとの見方も出ており、原油先物は軟調推移となった。

ニューヨーク商品取引所の金先物12月限はプラス4.00ドルの1282.90ドルで取引終了。
ユーロ高・米ドル安の相場展開となったことや、欧米諸国の株安を受けて安全逃避的な買いが入った。年内における税制改革実現に対する懐疑的な見方は消えていないことも金先物相場を下支えした。なお、一部報道によると米下院議事運営委員会は15日正午に予定していた共和党の税制改革法案の審議を14日午後6時30分とすることを発表した。








年末に向けてファンドの決済が加速されます、ファンドは投資家から資金を募り年に二回の配当を渡します、利益がでないファンドは潰れていきます。特に年末は大変な時期になります。既に十分な利益が取れているファンドは決済を済ませてディラーは次の準備と冬休みに入ります、しかし損益のファンド、ディラーはそうはいきません、必死で利益確定に動きます。ですから年末に向けては乱高下が起きやすいと思われます。

本来、このような時期には取引には参加しない、最小限まで取引枚数を少なくするなどリスク回避すべきです、しかしそれでは営業マンは困ります、手数料を稼がないと成績にかかわるからです。
先物被害の始まりとなる、両建や頻繁な取引には十分に注意して下さい。