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市況  12月19日

投資被害について


NY株式:ダウ140ドル高
18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は140.46ドル高の24792.20、ナスダックは58.18ポイント高の6994.76で取引を終了した。
アジア・欧州株が概ね全面高となり、米国株にも買いが先行。12月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、税制改革実現への楽観的な見方から投資家のリスク選好姿勢が強まっており、終日堅調推移となった。ダウ、S&P500、ナスダック総合指数はともに最高値を更新した。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円55銭で引けた。12月の米NAHB住宅市場指数は18年ぶりの高水準を記録したほか、米税制改革法案の年内成立を織り込むドル買いが優勢となり、ドル・円は底堅い展開となった。

ニューヨーク商業取引所のWTI先物1月限はマイナス0.14ドルの57.16ドルで取引を終えた。
ナイジェリアでの石油労働者のストライキが中止になったことが材料視された。目先的な供給ひっ迫への懸念は後退し、原油先物の上値は重くなった。石油輸出国機構やロシアが主導する協調減産体制が2018年末まで延長されることについては、供給超過の状態がほぼ解消されるとの見方も浮上しており、需給関係の改善につながる措置になるとの見方は残されている。

ニューヨーク商品取引所の金先物2月限はプラス8.00ドルの1265.50ドルで取引終了。
米税制改革法案の年内成立の可能性は高いとみられているが、18日の欧米株式相場が強い動きを見せたにもかかわらず、金先物を買い戻す動きは続いた。ただ、報道によると米上院共和党は税制改革法案の可決で十分な票を確保したと報じられており、目先的に金先物は伸び悩む可能性があるとみられている。