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市況  1月18日

投資被害について


NY株式:NYダウは322ドル高
17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は322.79ドル高の26115.65、ナスダックは74.59ポイント高の7298.28で取引を終了した。
前日の大幅反落を受けた買い戻しが先行。携帯端末のアップルが米国内への大規模な投資計画を発表すると上げ幅を拡大する展開となった。地区連銀経済報告で、大半の地区で経済が緩やかなペースで拡大したとの認識が示されたことも好感され、引けにかけても堅調推移となり、ダウ平均は再び26000ドルを上回った。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円32銭で引けた。
米連邦準備制度理事会が公表した地区連銀経済報告では、全米地区で緩やかないし緩慢な経済成長が確認され、3月の追加利上げが一層確実視されたほか、エバンス・シカゴ連銀総裁やカプラン米ダラス連銀総裁のタカ派発言で、米債利回りが上昇。ドル買いが加速した。

ニューヨーク原油先物2月限は反発、原油2月限終値は63.97ドル、プラス0.26ドル。
一時63.39ドルまで売られた。この日発表された12月の米鉱工業生産は前月比+0.95で市場予想を上回ったことや米国株高が材料視された。主要産油国による生産抑制は続いており、市場参加者の間で原油価格の先高観は大きく後退していない。過度の原油高に対する警戒感は浮上しているが、経済情勢の改善が続いており、需要増への期待は残されているようだ。

ニューヨーク金先物2月限は小幅続伸、2月限終値は1339.20ドル、プラス2.10ドル。
一時1340.90ドルまで上昇した。ユーロ安・米ドル高は継続しているものの、ビットコインの下落や金連動型上場投資信託「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の保有資産が急増していることが材料視されたようだ。ただし、米国株高を意識した売りが観測されており、金先物の上げ幅はやや縮小した。