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市況  1月23日

投資被害について


NY株式:NYダウは142ドル高
22日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は142.88ドル高の26214.60、ナスダックは71.65ポイント高の7408.03で取引を終了した。
連邦政府機関の閉鎖が3日目に入ったことを嫌気して小幅に下落して寄り付いたものの、株式相場への影響は限定的との見方から緩やかに上昇する展開となった。上院で移民政策を一時棚上げすることを条件に民主党が2月8日までの暫定予算に合意したことが報じられると上げ幅を拡大する展開となった。主要株式指数は最高値を更新。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円92銭で引けた。
米政府機関閉鎖を警戒したドル売りが優勢となったのち、米上下両院が22日中に暫定予算案で合意するめどがたったため、安心感が広がり、ドル売りは後退した。

ニューヨーク原油先物3月限は反発、原油3月限終値は63.57ドル、プラス0.26ドル。
一時64.13ドルまで買われた。22日の時間外取引では売りが優勢となったが、米政府機関の閉鎖は短期間にとどまるとの見方が浮上し、原油先物は反転。米上下両院で22日中に2月8日までの暫定予算が合意、成立する公算が高まったことから、原油先物は一時64ドル台に上昇した。米国株の反発も買い材料となった。

ニューヨーク金先物2月限は反落、2月限終値は1331.90ドル、マイナス1.20ドル。
一時1328.00ドルまで売られた。米政府機関の閉鎖は解消されるとの見方広がり、リスク回避の金買いは縮小した。また、米長期金利の上昇を警戒して短期筋のポジション調整的な売りも観測されており、金先物の上値は重くなった。