市況 1月26日
投資被害について
NY株式:NYダウは41ドル高
25日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は140.67ドル高の26392.79、ナスダックは3.90ポイント安の7411.16で取引を終了した。
複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。ムニューチン財務長官の発言を受けて為替相場でドル安が続いていたが、トランプ大統領が最終的にはドル高が望ましいとの認識を示し、原油相場や資源価格が下落、株式相場も上げ幅を縮小する展開となった。
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円42銭で引けた。
トランプ大統領は一部メディアとのインタビューで「最終的に強いドルが望ましい」との見方を示したことから、ドルを買い戻す動きが急速に広がった。
ニューヨーク原油先物3月限は上げ渋り、原油3月限終値は65.51ドル、マイナス0.10。
一時66.66ドルまで買われたが、ユーロ高・米ドル安が一服したことを受けてポジション調整的な売りが優勢となったようだ。なお、トランプ大統領は米CNBCとのインタビューで「最終的に強いドルを支持している」との見方を示したことから、原油先物3月限は時間外取引で一時65.08ドルまで下落している。
ニューヨーク金先物2月限は続伸、金2月限終値は1362.90ドル、プラス6.60ドル。
ユーロ高・ドル安が進行していることを意識した買いが続いたことが要因。ただし、トランプ大統領は米CNBCとのインタビューで「最終的に私は強いドルを望んでいる」との見方を示したことを受けて金先物は時間外取引で1341.00ドルまで下げている。