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市況  2月10日

投資被害について


ニューヨーク原油は大幅続落。
中心限月の3月限は1.95ドル安の59.20ドル。

今週発表された米国産原油生産量の日量1000万バレル台乗せなどの供給圧力懸念、さらにはこの日発表された米国内の稼働中の原油のリグ数が急増していたことなとが嫌気され、チャート悪化に よって、これまで膨れ上がっていたファンドの買いが一斉に手じまわれる形となったことで、売りが売りを呼ぶ展開で下げ足を加速した。

米ベーカーヒューズ社が発表した米国内の稼働中原油のリグ数は791基となり、前週から26基増加した。また、ガスは184基と、前週から3基増加した。
中国の証券規制当局の報道担当によると、3月26日に同国の上海期貨交易所で人民元建ての原油先物取引が開始される予定。


ニューヨーク金は反落。中心限月の4月限が3.3ドル安。

株安再開には反応薄く、時間外取引から戻りを売られて軟調となった。米国債の利回り上昇によるドル高が圧迫要因となった。
株安再開や米政府機関閉鎖など先行き不安が残ったが、米国債の利回り上昇からドル高が懸念され、金の圧迫要因になった。ダウ平均株価は乱高下したが、市場では「ファンダメンタルズは強い」との見方から先行きに対する楽観的な見方が強い。金は株安で逃避買いを見込む向きもあるが、楽観的な見方が強いことから戻りは売られた。