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市況  2月14日

投資被害について



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NY株式:NYダウは39ドル高
13日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は39.18ドル高の24640.45、ナスダックは31.55ポイント高の7013.51で取引を終了した。
欧州株がほぼ全面安となり、米国株にも売りが先行。原油相場の上昇に伴い、株式相場も下げ幅を縮小して上昇に転じたものの、トランプ政権が発表したインフラ投資計画による財政圧迫を懸念する見方や、1月消費者物価指数の発表を控えて上値の重い展開となった。

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円83銭で引けた。
株式相場への警戒感でリスク回避の円買いが継続。また、米財政赤字が拡大するとの懸念が浮上したことや、トランプ大統領が貿易赤字是正に断固とした方針を繰り返したため、ドル売りが強まった。しかしながら、米国株が反転したことから、リスク回避の円買いは後退した。


ニューヨーク原油先物3月限は小幅下落、原油3月限終値は59.19ドル、マイナス0.10ドル。
一時58.39ドルまで売られたが、通常取引の終了時点にかけて下げ幅は縮小。NYダウの反転が材料視されたようだ。ただし、原油供給の増加に対する投資家の警戒感は消えていないことから、59ドル台では戻り売りの興味が残されているようだ。

国際エネルギー機関は月報で、2018年の需要見通しの伸びを日量 140万バレル増に若干上方修正したものの、供給が需要を上回るとの想定を示した。ただ、12月の経済協力開発機構加盟国の石油在庫は前月比5560万バレル減と大幅な減少だった。


金先物4月限は続伸、金4月限終値は1330.40ドル、プラス4.00ドル。
ドル安再開を受けて堅調となった。一方、英消費者物価指数が予想以上に上昇し、14日発表の米消費者物価指数(CPI)が目先の焦点である。堅調な内容になると、米連邦準備理事会の利上げ観測が高まるとみられている。