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先物情報、先物被害  2月23日

投資被害について


NY株式:NYダウは164ドル高
22日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は164.70ドル高の24962.48、ナスダックは8.14ポイント安の7210.09で取引を終了した。
週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、株価下落を受けた買い戻しが広がり買いが先行。1月景気先行指数が予想を上振れたほか、原油相場の上昇が好感され上げ幅を拡大したものの、長期金利の下落で金融セクターに売りが広がり、上値の重い展開となった。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円73銭で引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場のひっ迫を再確認、米7年債入札の結果は低調となったものの、米10年債利回りは節目となる3%手前で伸び悩んだため、ドルの利食い売りが優勢となった。

ニューヨーク原油先物4月限は大幅反発、原油4月限終値は62.77ドル、プラス1.09ドル。
通常取引の時間帯で63.09ドルまで買われた。米エネルギー情報局が22日公表した石油在庫統計で原油在庫は増加予想に反して減少していたことや、ガソリン在庫の増加幅が市場予想を下回ったことが原油先物の上昇を促した。為替相場がドル安に振れたことや米国株の反発もプラス材料となったようだ。

ニューヨーク金先物4月限は下げ渋り、金4月限終値は1332.70ドル、プラス0.60ドル。
通常取引の時間帯では1325.10ドルまで下げた後に1334.10ドルまで戻した。米利上げ継続の可能性が高いことから、金先物の上値は重くなったが、主要通貨に対するドル高一服や、米長期金利の上げ渋りを受けて安全逃避的な買いが入った。NYダウの反発は特に意識されなかったようだ。