先物情報、先物被害 2月27日
投資被害について
NY株式:NYダウは399ドル高
26日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は399.28ドル高の25709.27、ナスダックは84.07ポイント高の7421.46で取引を終了した。
アジア・欧州株がほぼ全面高となり、米国株にも買いが先行。長期金利の上昇が一服しハイテク株が選好され、終日堅調推移となった。ダウ平均は一時400ドルを超す上昇となった。一方で、明日のパウエルFRB議長の議会証言を見極めたいとの思惑も広がった。
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円92銭で引けた。
1月の米新築住宅販売件数は予想外に減少したことを嫌って一時ドル売りが優勢となった。
しかしながら、2月ダラス連銀製造業活動指数は2005年以来の高水準に達したため、ドル売りは後退。月末のドル買いや株高を意識したリスク選好の円売りが観測されており、ドルは底堅い動きを見せた。
ニューヨーク原油先物4月限は続伸、原油4月限終値は63.91ドル、プラス0.36ドル。
株高が続いていることや、米長期金利は上げ渋っていることが好感されたようだ。輸入関税が引き上げられた場合、米国内で鉄鋼などの生産量が増加する可能性があることも原油先物相場に対する支援材料になっているようだ。
ニューヨーク金先物4月限は小幅高、金4月限終値は1332.80ドル、プラス2.50ドル。
時間外取引で1342.90ドルまで買われたが、通常取引では米国株高を意識して上げ渋った。米長期金利はやや低下したが、米連邦準備制度理事会は利上げ継続の方針を変更しないと予想されており、安全逃避的な買いは一服しつつある。