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先物被害、先物取引被害  4月27日

投資被害について


ニューヨークダウは238ドル高
26日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は238.51ドル高の24322.34、ナスダックは114.94ポイント高の7118.68で取引を終了した。
情報漏洩問題による利用者離れが懸念されたSNSのフェイスブックが好決算を発表し、ハイテク株を中心に買いが先行。その他複数の主要企業決算も好感されたほか、長期金利の上昇が一服したことで投資家心理も改善し終日堅調となった。


26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円30銭で引けた。
米週次新規失業保険申請件数が48年ぶり低水準を記録し米国の労働市場ひっ迫が確認されたほか、3月耐久財受注速報値が予想を上回ったためドル買いが続いた。


ニューヨーク原油先物6月限は小幅続伸、原油6月限終値は68.19ドル、プラス0.14ドル。

米国やイスラエルはイランの弾道ミサイル開発を受け入れられないとしており、トランプ米大統領は各国に合意の修正を要求しつつ、来月12日を対イラン制裁の再開を判断する期限として定めている。マクロン仏大統領に続き、メルケル独首相が訪米してトランプ米大統領をイラン核合意にとどまるよう説得する見通しだが、トランプ氏はそもそも合意すべきではなかったと否定的。再交渉はイランだけでなくロシアも拒否している。

経済危機のベネズエラで減産が続いていることも支援要因。石油輸出国機構の月報では、3月のベネズエラの原油生産量は日量148万8000バレルまで減少している。経済環境の悪化を背景に同国からは難民が拡大しているが、マドゥロ政権は既存の支援ネットワークを介さない国際的な支援を拒否しており、状況は悪化の一途を辿っている。

反発局面に入っているドルインデックスが1月以来の高水準を更新していることは圧迫要因。米利回りが上昇に向かっていることがドル高の背景。ドラギ欧州中央銀行総裁が、「低下は大幅で、一部指標の低下の度合いは予想外」と述べたことはユーロ安・ドル高を後押しした。

時間外取引で6月限は堅調に推移。通常取引の開始を控えて68.78ドルまで上昇したが通常取引開始後は失速し、67.71ドルまで下げに転じた。ただ、下げた場面では再び買いが優勢となり、プラス圏で引けた。


ニューヨーク金先物6月限は続落、金6月限終値は1317.90ドル、マイナス4.90ドル。

金6月限は、続落。時間外取引では1322.5~1328.0ドルのレンジで推移、前日比1.9ドル高の1324.2ドルとなった。6月限は、高寄りしたのち、ユーロ高を受けて堅調となった。ドラギ欧州中央銀行総裁の記者会見を受けてユーロ高に振れた。

立会時間は、株高を背景にドル高に転じたことを受けて戻りを売られた。時間外取引の安値を割り込むと、テクニカル要因の売りを巻き込んで下げ幅を拡大し、3月21日以来の安値1316.2ドルを付けた。

ドラギ欧州中央銀行総裁がインフレ見通しに自信を示したことを受けて ユーロ高となったが、米株価が上昇したことから、ドル高に転じ、金の圧迫要因となった。IT・ハイテク株の決算が好調となった。