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7月31日

投資被害について


ニューヨークダウは144ドル安、ハイテク株に売りが広がる

米国株式相場は下落。ダウ平均は144.23ドル安の25306.83、ナスダックは107.42ポイント安の7630.00で取引を終了した。
主要経済指標の発表に乏しく、明日から開催するFOMC結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードとなるなか、SNSのフェイスブック(FB)の軟調決算の影響が続いており、ハイテク株を中心に終日軟調推移となった。


30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円04銭で引けた。
米4-6月期国内総生産は年率換算で4%台の高い伸びを記録したが、4%台の成長は持続できないとの見方が浮上したことから、ドル売りが優勢となった。トランプ米大統領が政府機関閉鎖の可能性について言及したことや、日本銀行は31日に開かれる金融政策決定会合で、長期金利の上昇を容認するとの憶測も流れた。ただ、米住宅関連指標などが予想を上回ったことから、一部でドルを買い戻す動きがみられた。


ニューヨーク原油先物9月限は大幅反発、原油9月限終値は70.13ドル、プラス1.44ドル。

来週から米国が対イラン制裁の第1段を開始し、イランの減産が本格化すると警戒されている。6月のイランの原油生産量は前月比2万2700バレル減の日量379万9000バレルとすでに減産を強いられている兆候があり、7月はさらに減少すると見通されている。来週7日以降はイラン政府によるドルの購入・取得などが制限される。石油取引を対象とする制裁は11月から始まる。

イエメンのイスラム教シーア派武装組織であるフーシ派がバブ・エル・マンデブ海峡でサウジアラビアの石油タンカーに攻撃した後、サウジがこの海峡を利用した輸出を引き続き停止しており、供給障害の長期化が警戒されている。米情報会社S&Pグローバル・プラッツによると、週末にサウジアラビアのVLCCがマンデブ海峡を通過したものの、空荷だったもよう。

ニューヨーク金先物12月限は続落、金12月限終値は1231.50ドル、マイナス1.20ドル。

金12月限は、続落。時間外取引では1227.8~1233.0ドルのレンジで推移、前日比1.6ドル安の1231.1ドルとなった。12月限は、安寄りしたのち、ドル高を受けて売り優勢となった。米連邦準備理事会の利上げ見通しを受けてドルの押し目が買われた。

米連邦準備理事会の利上げ見通しを受け、アジア市場でドル高となったが、欧州時間に入ると、ユーロが買われて金の下支え要因となった。米連邦公開市場委員会を控えてドルの利食い売りが出てドル高が一服した。今回の米FOMCでは金利据え置きが予想されている。