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3月27日

投資被害について


ニューヨークダウ140ドル高、米中交渉や英国議会の動向を注視


米国株式相場は上昇。

ダウ平均は140.90ドル高の25657.73、ナスダックは53.98ポイント高の7691.52で取引を終了した。長期金利の低下が一服したほか、原油相場の上昇が好感され買いが先行。その後は、2月住宅着工・建設許可件数や3月消費者信頼感指数が予想を下振れたほか、米中交渉やEU離脱を巡る英議会の動向を注視したいとの思惑から上げ幅を縮小した。


26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円45銭で引けた。

米国債の上昇に伴いドル買いが再燃。景気後退への警戒感も後退し、リスク選好の円売りが強まった。


ニューヨーク原油先物5月限は反発、原油5月限終値は、59.94ドル、1.12ドル高。

主要国の製造業の購買担当者指数は引き続き下向きで、世界的な景気減速に伴う需要の下振れ懸念はあるものの、北半球が需要期に向かっているなかで供給不足が警戒されている。例年、米国を中心に春から夏場にかけてはガソリン需要が拡大し、一年間で最も石油需要が旺盛な時期を迎える。

石油輸出国機構が年末まで減産を続ける可能性があるほか、米国の制裁によってイランやベネズエラの供給量がさらに減少する見通しであることが相場を押し上げている。サウジアラビアやロシアを中心としたOPECプラスは少なくとも6月まで日量120万バレルの協調減産を続ける。

経済危機のベネズエラでは再び大規模停電が発生しており、ロイター通信の報道によると、輸出の中心であるホセ港では操業が停止しているほか、超重質油の改質プラントも稼働していない。資金不足のベネズエラでは石油関連施設だけでなく、電力などのインフラを含めて、適切な設備投資や改修が行われていない。



ニューヨーク金先物6月限は反落、金6月限終値は1321.40ドル、7.60ドル安。

世界的な景気減速懸念が残るが、株高を受けて上げ一服となった。2月の米住宅着工件数が事前予想を下回り、8カ月ぶりの大幅なマイナスとなったが、ユーロ安を受けて戻りは売られた。