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4月18日

投資被害について


ニューヨークダウ3ドル安、医療関連銘柄が相場の重し

米国株式相場は下落

ダウ平均は3.12ドル安の26449.54、ナスダックは4.15ポイント安の7996.08で取引を終了した。中国の1-3月期GDPが予想を上振れ、S&P500及びナスダックは買いが先行したものの、ダウは軟調な企業決算が嫌気され、売り先行で始まった。引き続き、1-3月期決算を見極めたいとの思惑や、米民主党が提案する国民皆保険制度を巡って医療関連銘柄が下落しており、終日もみ合う展開となった。地区連銀経済報告では、一部地域での経済成長が確認されたが、相場への影響は限定的だった。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円05銭で引けた。

米国の2月貿易赤字が予想外に縮小し、1-3月期国内総生産の成長見通しが引き上げられたほか、米中貿易協議は早ければ5月末にも合意成立の見通しとなったことから、リスク選好的なドル買い・円売りが優勢となった。米地区連銀経済報告でも緩やかな成長が継続していることが確認されてり、ドル買いは継続した。


ニューヨーク原油先物6月限は小幅安、原油6月限終値は63.87ドル、0.32ドル安

米エネルギー情報局が発表した週報で、米石油協会の発表よりも原油在庫が減少しなかったことが重しとなった。季節的にガソリン消費が上向いているものの、原油消費量があまり増加せず、原油在庫の取り崩し圧力は強まっていない。

先月、テキサス州ヒューストンで発生した石油化学ターミナルの事故によって、米メキシコ湾岸で最も重要な工業用運河であるヒューストン・シップ・チャネルの運航が引き続き制限されている影響で、周辺の製油所稼働率が上向いていない。製油所への原油投入量は4週間移動平均で日量1596万5000バレルと、前年同時期の1692万5000バレルを下回って推移。製油所稼働率は87.7%と引き続き低水準。

1-3月期の中国国内総生産など、一連の中国経済指標が無難な結果だったことは相場を下支えした。世界的な景気減速懸念が後退している。通商協議を続けている米国と中国は合意締結に向けて2回のハイレベル協議を予定しており、5月下旬にも最終合意に至る可能性があると報道されている。米WSJが伝えた。


ニューヨーク金先物6月限は小幅続落、金6月限終値は1276.80ドル、0.40ドル安

米国債の利回り上昇やドル高が圧迫要因になった。英消費者物価指数が予想以下となったことや、独政府が経済成長率予想を引き下げたことなどを受けてドル高に振れた。