4月24日
投資被害について
ニューヨークダウ145ドル高、ツイッターなどの決算発表を好感
米国株式相場は上昇
ダウ平均は145.34ドル高の26656.39、ナスダックは105.56ポイント高の8120.82で取引を終了した。複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。ハイテク株を中心に上げ幅を拡大する展開となった。S&P500やナスダック総合指数は過去最高値を更新した。
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円86銭で引けた。
S&P500種指数やナスダック総合指数が史上最高値を更新する米国株高や米国の3月新築住宅販売件数が予想外に前月から増加したためドル買いに拍車がかかった。上値からは、クロス円絡みの売りにおされ上昇も限定的となった。
ニューヨーク原油先物6月限は続伸、原油6月限終値は66.30ドル、0.75ドル高
米国がイラン制裁の一時的な免除を来月で終了し、各国にイラン産原油の輸入を完全に停止するよう要求していることで、供給ひっ迫が警戒されている。イランの原油輸出は米国の制裁で日量100万バレルを下回る程度まで減少しているが、規模としては大きい。
石油輸出国機構の関係筋によると、OPECは供給が減少した場合に増産する用意はあるものの、需要を見定めた後に決定するという。OPEC加盟国と非加盟国は日量120万バレルの減産合意を維持する必要があり、増産するにしても6月以降となる場合がある。OPECの舵取り役であるサウジは5月に増産するものの、減産合意の範囲内で、米国の要求に沿って増産するわけではないという。ロイター通信が伝えた。
ドルインデックスが2017年6月以来の高値を更新したことはドル建てで取引されるコモディティ全般の圧迫要因。ただ、原油相場ではあまり材料視されていない。
ニューヨーク金先物6月限は小幅安、金6月限終値は1273.20ドル、4.40ドル安
米政府がイラン産原油輸入の制裁免除を終了すると発表したことに対し、中国やトルコが反発し、リスク回避の動きとなる場面も見られた。ただ株安が一服すると、金の戻りは売られた。好調な米企業決算を受けてドル高・株高となると、金の売り圧力が強まった。