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6月18日

投資被害について

ニューヨークダウ22ドル高、ハイテク株に買いが広がる

米国株式相場は上昇

ダウ平均は22.92ドル高の26112.53、ナスダックは48.37ポイント高の7845.02で取引を終了した。明日から開催される連邦公開市場委員会の動向を見極めたいとの思惑から上値は限られたものの、ハイテクセクターに買いが広がり、堅調推移となった。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円54銭で引けた

米国の6月ニューヨーク連銀製造業景気指数は予想外のマイナスに落ち込んだほか、6月NAHB住宅市場指数も予想外に悪化したためドル売りが優勢となった。しかし、米連邦準備制度理事会による利下げを期待した株高を意識してドル売り・円買いは拡大しなかった。


ニューヨーク原油先物7月限は反落、原油7月限終値は51.93ドル、0.58ドル安

来週のG20首脳会議を控えて、米中貿易摩擦の悪化が警戒されている。米国は中国との首脳会談に前向きだが、中国側はまだ態度を明らかにしておらず、米中首脳会談がなければ通商合意もないため、米国は中国からの輸入品に対する関税を強化する見通し。

6月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数は-8.6と、景気判断の分岐点であるゼロを下回り2016年以来の低水準となった。統計開始以来の最大の落ち込み幅を記録した。ただ、本指数の低下には米国の対メキシコ関税の警戒感が強く現れており、一時的な現象であるとみられている。

18~19日に米連邦公開市場委員会が行われることは模様眺めにつながっている。来月以降の米利下げ観測が根強い。
米エネルギー情報局が発表した掘削生産性報告では、7月の主要7地域のシェールオイル生産量は前月比7万バレル増の日量852万バレルと過去最高水準を更新すると見通された。昨年後半から前年比での増産ペースは鈍っているが、鈍化は一巡しており足元の増産ペースを維持するとみられている。


ニューヨーク金先物8月限は小幅下落、金8月限終値は1342.90ドル、1.60ドル安

ユーロ安や株高が圧迫要因になった。ニューヨーク連銀製造業景況指数が過去最大の低下となり、景気の先行き懸念が強まったが、米連邦公開市場委員会を控えてドルを買い戻す動きが金の上値を抑えた。今回の米連邦公開市場委員会では金利据え置きが見込まれているが、7月に利下げが実施されるとの見方もあり、株価の支援要因になった。