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7月30日

投資被害について

ニューヨークダウ28ドル高、重要イベントを控えて様子見ムード

米国株式相場はまちまち

ダウ平均は28.90ドル高の27221.35、ナスダックは36.88ポイント安の8293.33で取引を終了した。明日から再開される米中通商協議のほか、利下げが予想される連邦公開市場委員会、米民主党大統領選候補者の第2回討論会を見極めたいとの思惑から、ダウが上昇する一方で、ナスダックは下落するなど小動きの展開となった。

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円78銭で引けた

米中貿易協議の再開や米連邦準備制度理事会による連邦公開市場委員会での利下げを期待した株高に連れ、リスク選好の円売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物9月限は続伸、原油9月限終値は56.87ドル、0.67ドル高

米連邦公開市場委員会を控えた期待感から買いが優勢となった。減速しつつも米経済が底堅いことから0.25%の利下げが見通されている。今週の利下げは織り込み済みで、米連邦準備理事会が今後も緩和的な金融政策を維持するのかどうかが焦点。石油製品需要は例年並みの水準で推移しているが、金融緩和によって消費が刺激されると需要の下振れ懸念が後退する。

トランプ米大統領はツイッターで小幅な利下げでは不十分との認識を示した。2020年の米大統領選後まで米中貿易摩擦が長期化する可能性が意識されていることから、金融政策による援護射撃の必要性が高まっている。

30~31日かけて米中両国は対面による通商協議を再開する。ただ、先月の20カ国・地域首脳会議の際に行われた米中首脳会談での合意は果たされていない。このため、今週の協議は華為技術の制裁緩和や米国産農産物の購入など、通商協議を従来の軌道に戻すための足場にしかならない見通し。


ニューヨーク金先物8月限は小幅高、金8月限終値は1420.40ドル、1.10ドル高

ジョンソン英首相の発言を受けて英国の欧州連合からの合意なき離脱に対する懸念からポンド安に振れたことが圧迫要因となる場面も見られたが、米連邦準備理事会の利下げ見通しなどを背景に押し目を買われた。トランプ米大統領の口先介入もあり、金は堅調となった。