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11月19日

投資被害について

ニューヨークダウ31ドル高、米中交渉を注視

米国株式相場は上昇

ダウ平均は31.33ドル高の28036.22、ナスダックは9.11ポイント高の8549.94で取引を終了した。米中交渉を巡る報道で売り買いが交錯し、寄り付き後はもみ合う展開となった。午後にかけて上昇に転じたものの、上値は限られた。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円68銭で引けた

米中貿易協議で中国側に悲観的なムードがみられるとの一部報道や、トランプ米大統領の「連邦準備理事会議長とマイナス金利やドルについて協議した」との発言にを受けて、ドル売り、円買いが優勢になった。その後、米国が中国ファーウェイ禁輸猶予期間をさらに90日間延長したことで、円買いはやや後退した。


ニューヨーク原油先物は反落、原油12月限終値は57.05ドル、0.67ドル安

米中通商協議の警戒感が相場を圧迫した。トランプ米大統領が関税の撤回をためらっていることから、通商協議について北京の雰囲気は悲観的であると米CNBCが報道したことが重しとなった。先週から米ウォール・ストリート・ジャーナルや英ファイナンシャル・タイムズが第1弾合意に向けた米中通商協議の難航を伝えている。

ただ、先週16日に劉鶴副首相がムニューシン米財務長官およびライトハイザー米通商代表部代表と電話で会談し、建設的な協議だったと伝わっていることは下値を支えた。

米エネルギー情報局が発表した掘削生産性報告で、シェールオイルの主要7地域の生産量が増加を続けることは重し。12月の生産量は前月比4万9000バレル増の日量913万3000バレルまで拡大し、過去最高水準の更新が続く見通し。掘削機の稼働数は減少傾向にあるが、シェールオイルの増産は続くと想定されている。

ガソリン価格の値上げを背景にイランで反政府デモが広がっていることや、イエメンのイスラム教シーア派武装組織であるフーシ派が3隻の船舶を拿捕したと公表したことは特に材料視されていない。このうち1隻はサウジアラビアの船舶とみられている。


ニューヨーク金先物は反発、金12月限終値は1471.90ドル、3.40ドル高

中国商務省は、米中両国は16日に閣僚級電話会談を行い、第1段階の合意に向けて双方の中核的な懸案事項について「建設的な議論」を行った、とし、米中の通商協議の進展期待が出た。ただ米CNBCの記者がツイッターで「中国政府は悲観的にみている」と伝えると、期待感が後退し、金は地合いを引き締めた。