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11月27日

投資被害について

ニューヨークダウ55ドル高、利益確定の動きが上値抑える

米国株式相場は上昇

ダウ平均は55.21ドル高の28121.68、ナスダックは15.44ポイント高の8647.93で取引を終了した。利益確定の動きから寄り付き後は小動き。トランプ大統領が米中協議で両国が合意に向けた取り組みを続けていると述べ、投資家心理の改善から上昇したものの、上値は限られた。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円05銭で引けた

米国の住宅関連指標の上振れをきっかけにドル買い、円売りになった。消費者関連指標の低下でいったん上げ渋ったが、米中貿易協議の進展期待からドル買い、円売りが継続した。


ニューヨーク原油先物は続伸、原油1月限終値は58.41ドル、0.40ドル高

米中通商協議の期待感が相場を押し上げた。トランプ米大統領は中国の習近平国家主席と対話しており、合意を目指して取り組みを続けていると語った。中国国営の新華社通信は、知的財産権の保護や強制的な技術移転の禁止など根本的な問題について米中両国が解決することで意見が一致したと報じた。ただ、トランプ米大統領の発言や新華社通信の報道に、通商協議の進展を示す具体的な内容はなく、上値はあまり伸びなかった。

米週間石油在庫統計で原油在庫が減少すると想定されていることは支援要因。市場予想は前週比40万バレル減。昨年の傾向に沿って米製油所への原油投入量が増加しつつあり、原油在庫の取り崩し圧力が強まっている。

感謝祭の祝日を28日に控えていることは動意を限定した。相場を強く動かすほどの手がかりに欠け、先週後半から今週にかけて出来高はしぼんでいる。29日の取引は行われるものの、短縮取引となる。


ニューヨーク金先物は反発、金2月限終値は1467.40ドル、3.60ドル高

中盤辺りの取引からジり高となった。ドルが堅調に推移し、金の戻りは限定的だったが、株高一服で自律修正高局面を迎えた。米10年国債回りが低下したことを背景にした買いもあり、終盤の取引でも地合いは緩まず、小高く引けた。前日の取組高が3万以上の急減となり、買い資金の流出が続いたが、この日は出来高が増え、買い戻しや、打診買いも膨らんだもよう。