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12月27日

投資被害について

ニューヨークダウ105ドル高、年末商戦が好調

米国株式相場は上昇

ダウ平均は105.94ドル高の28621.39、ナスダックは69.51ポイント高の9022.39で取引を終了した。中国が来年1月に予定している貿易合意の署名に関して、米国と緊密に連携しているとの発表を受けて買いが先行。また、マスターカードによると、11月1日から12月24日までの小売売上高が前年同期比3.4%増となったことが明らかとなり、終日堅調推移となった。ナスダックは節目となる9000ポイントを初めて上回った。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円64銭で取引を終えた

米国の年末商戦が堅調に伸びたことが明らかになったほか、米週次新規失業保険申請件数は3週間ぶりの低水準となったため、米国経済の成長期待にドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物2月限は続伸、原油2月限終値は61.68ドル、0.57ドル高

第1弾の米中通商合意の署名・成立が迫っていると期待されていることが相場を押し上げた。世界経済を圧迫する米中の対立が和らいでいることで、景気見通しがやや改善している。中国商務省の報道官は「両国の担当者は第1段階の貿易協定の調印に接近している」との認識を示した。ただ、成立は来月初めとみられているものの、日程など具体的な言及は引き続きなかった。

米石油協会が24日の引け後に発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が前週比790万バレル減となったことも支援要因。米エネルギー情報局の週報でも原油在庫が取り崩されることが期待されている。クリスマスの祝日の影響で、今週の米エネルギー情報局週報は27日に発表される。


ニューヨーク金先物2月限は続伸、金2月限終値は1514.40ドル、9.60ドル高

戻り高値を突破し、テクニカル要因の買いが入ったことや、ユーロが買い戻され、ドル安に振れたことが支援要因になった。ただ米中の通商合意に対する期待感から株高に振れ、上値を抑えられる場面も見られた。一方、米7年債入札では、最高落札利回りが1.835%となり、発行日前利回りの1.844%を下回った。