相場について 2020/01/16 |さくらインベスト、商品先物取引被害、先物取引被害、先物被害、先物取引、先物相談、先物被害相談、仕組債、仕組債被害、金、ガソリン、原油

   

1月16日

相場について

ニューヨークダウ90ドル高、米中第1段階の合意文書に署名

米国株式相場は上昇

ダウ平均は90.55ドル高の29030.22、ナスダックは7.37ポイント高の9258.70で取引を終了した。本日、米中貿易交渉での第1段階目の合意署名を控えて、買いが先行し、堅調推移となった。合意文書には、中国が今後2年で2000億ドル相当のモノ及びサービスを米国から購入する代わりに、米国は1200億ドル相当の中国製品の輸入関税を半減させ、その他の輸入品については関税導入を遅らせることなどが盛り込まれた。しかし、投資家の関心は既に10-12月期決算に移っており、上値の重い展開となった。

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円90銭で引けた

米国の12月生産者物価指数が予想を下回ったため、米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、米中の第1段階貿易協定調印で期待感が広がったほか、米地区連銀経済報告でも全米の経済活動の拡大が確認されたため、ドル買いやりリスク選好の円売りに拍車がかかった。


ニューヨーク原油先物2月限は反落、原油2月限終値は57.81ドル、0.42ドル安

米エネルギー情報局が発表した週報で、原油在庫は減少したものの、石油製品の在庫が増加を続けたことが重しとなった。第1弾の米中通商合意が正式に成立したことで下値は支えられたが、戻りは限られた。

米エネルギー情報局週報で、ガソリン在庫は過去5年のレンジ上限を上回って拡大を続けているほか、留出油の在庫は急速に積み上がっている。石油製品需要が日量2000万バレルの大台を3週連続で下回って低調に推移していることが背景。製油所稼働率は92.2%まで2週連続で低下し、石油製品の生産量はやや抑制されているが、製品在庫の増加に歯止めはかかっていない。原油生産量は日量1300万バレルまで拡大し、過去最高水準を更新した。

第1弾の米中通商合意では、中国が米国からモノとサービスの輸入を今後2年で2000億ドル増やす一方、米国は昨年9月に発動した中国からの輸入品1200億ドル分に対する関税を15%から7.5%に引き下げることが明らかとなった。輸入品2500億ドル分について、米国は25%の制裁関税を維持する。合意文書は、知財保護、技術移転の強要禁止、農産品の非関税障壁の削減、金融サービス市場の開放、通貨安誘導の抑止、輸入拡大、履行状況の検証など、7項目で構成されている。

ただ、知的財産権の保護や強制的な技術移転の禁止が盛り込まれたとはいえ、合意の履行については不透明であり、相場の反応は限定的だった。合意文書は約90ページと多く、消化に時間を要することも値動きを抑制した。


ニューヨーク金先物2月限は反発、金2月限終値は1554.00ドル、9.40ドル高

米中の第1段階の通商合意の署名式が行われたが、米国の対中関税が維持されるとの見方などを受けて堅調となった。また12月の米生産者物価指数が予想以下となったことも支援要因になった。