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2月7日

投資被害について

ニューヨークダウ88ドル高、コロナウイルスを巡る懸念が一服

米国株式相場は上昇

ダウ平均は88.92ドル高の29379.77、ナスダックは63.47ポイント高の9572.16で取引を終了した。中国政府が14日より米国からの輸入品750億ドル相当に対する関税を半減させることを発表したものの、利益確定の動きから、寄り付き後はもみ合う展開となった。その後は、コロナウイルスを巡る懸念が一服したこともあり、堅調推移となった。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円00銭まで上昇して引けた

中国財政部が6日、750億ドル相当の米国産品に対する報復関税の税率を半分にすると発表したほか、米国新規失業保険申請件数が過去最低付近まで減少したため、米国経済の成長見通しが強まりドル買いに拍車がかかった。


ニューヨーク原油先物3月限は小幅高、原油3月限終値は50.95ドル、0.20ドル高

サウジアラビアやロシアを中心とした石油輸出国機構プラスが減産目標の拡大を目指していることが相場を押し上げた。世界最大の原油の輸入国である中国で新型コロナウイルスの感染拡大によって石油需要が減少しており、主要な産油国は供給を一時的に調整する必要がある。

ただ、予定を延長して3日目も行われた石油輸出国機構プラスの共同技術委員会では、日量60万バレルの減産規模拡大が提案されたが、従来から減産に否定的なロシアが同意を引き続き見送っていると伝わっており、上値は重かった。ロイター通信が伝えた関係筋の話によると、提案されている追加減産が合意に至るならば直ちに開始され、暫定的に6月まで行われるという。

ロシアが減産拡大を承認していないことから、来月5~6日に予定されている会合の前倒しも決定されていない。米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、石油輸出国機構プラスの舵取り役であるサウジアラビアは当初日量80~100万バレルの減産を支持していたもよう。


ニューヨーク金先物4月限は続伸、金4月限終値は1570.00ドル、7.20ドル高

中国が14日の第1段階の通商合意の発効を控えて米製品に対する追加関税率の引き下げを発表し、株高に振れたが、中国の新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念から金の押し目は買われて堅調となった。世界保健機関は感染拡大がピークに達したと断定するのは時期尚早との認識を示した。