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5月12日

投資被害について

ニューヨークダウ109ドル安、ニューヨーク活動再開見通しで下げ幅縮小

米国株式相場はまちまち

ダウ平均は109.33ドル安の24221.99ドル、ナスダックは71.02ポイント高の9192.34ポイントで取引を終了した。
国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長をはじめ、米国政府の新型ウイルス対策チームの数名の専門家が自主隔離に入ることを発表するなど、米政権内でのウイルス感染リスク上昇への警戒感から、大きく下落して寄り付いた。その後、ニューヨーク州知事が今週中にも一部で活動を再開する意向を発表すると下げ幅を大きく縮小した。

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円68銭で引けた

今週予定されている過去最大規模の入札を控え米国債は軟調。ニューヨーク州が今週中にも一部活動を再開すると知事が発表すると米債利回りの上昇に伴いドル買いが一段と強まった。


ニューヨーク原油先物6月限は反落、原油6月限終値は24.14ドル、0.60ドル安

新型コロナウイルスの流行拡大は世界的に抑制されているものの、石油需要の回復は道半ばで、過剰在庫がさらに積み上がる見通しであることが相場を圧迫した。流行の抑制に成功した各国は都市封鎖などを緩め、経済活動を段階的に再開しているが、本格的な再開時期は不透明である。

今月から石油輸出国機構加盟国を中心とした産油国が日量970万バレルの減産を開始しているなかで、サウジアラビアのエネルギー省が同国の国営石油会社であるサウジアラムコに対して6月に日量100万バレルの追加減産を行うことを指示したと報道があったが、上値は限定的だった。追加減産を実施しても、供給過多の需給バランスに変化はないとみられている。

新型コロナウイルスの流行が沈静化しつつある国で、感染者数が再び拡大することによる需要回復の遅れも警戒されている。都市封鎖を緩和したドイツでは感染者が再び増加する兆候があるほか、制限を緩めた韓国では集団感染が発生している。


ニューヨーク金先物6月限は続落、金6月限終値は1698.00ドル、15.90ドル安

新型コロナウイルス感染の第2波に対する警戒感が出るなか、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。ドイツや韓国で感染件数が増加した。また米金融当局者からマイナス金利を否定する発言が出たこともドル高要因になったとみられている。