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5月27日

投資被害について

ニューヨークダウ529ドル高、経済活動の再開拡大やワクチン開発の加速を好感

米国株式相場は上昇

ダウ平均は529.95ドル高の24995.11ドル、ナスダックは15.64ポイント高の9340.22ポイントで取引を終了した。
全米で経済活動の再開が一段と拡大したほか、新型ウイルスワクチンの開発で様々な企業の取り組みが発表されたため投資家心理が改善し、大きく上昇した。4月新築住宅販売件数が予想を上回ったほか、3月から2カ月閉鎖されていたニューヨーク証券取引所の立会取引が本日から一部再開され、終日堅調に推移。ただし、引けにかけてはトランプ政権が香港問題を巡り、中国の高官や企業に制裁を課すことを検討しているとの報道で伸び悩んだ。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円55銭で引けた

米4月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に3月から悪化し過去最大の下落となったことを嫌って、一時ドル売りが強まったが、米4月新築住宅販売件数が予想を大幅に上回ったことを受けてドル売りは後退。株高に連れたリスク選好の円売りも強まり、ドルは下げ止まった。


ニューヨーク原油先物7月限は反発、原油7月限終値は34.35ドル、1.10ドル高

新型コロナウイルスを抑制するための制限が各国で解除されつつあることから石油需要は回復している一方で、石油輸出国機構加盟国を中心とした産油国が減産を行っているため、供給過剰だった需給が数ヶ月以内に均衡するとの期待が高まっている。米製薬大手のメルクは新型コロナウイルスのワクチン2種を開発すると発表した。米ノババックスはワクチンの第1相臨床試験を開始し、7月にも結果を公表する。

ロシアは早ければ来月にも需給が均衡化し、過剰在庫の取り崩しが始まると見ている。需給が好転しているなかでも、石油輸出国機構プラスが6月までとしていた日量970万バレルの減産を7月以降も継続する見通しであることも支援要因。サウジアラビアやアラブ首長国連邦、クウェートは現行の減産規模の延長を望んでいるもよう


ニューヨーク金先物6月限は大幅反落、金6月限終値は1705.60、29.90ドル安

時間外取引からアジア、欧州株の上昇を背景に利食い売り先行ムードとなった。日中取引開始後も米株の上昇から、手じまい売りの動きが強まり、修正安ムードが強まった。ドルは上値重く推移したが、米10年債利回り上昇が嫌気され、戻りは鈍く引けた。今月12日以来の安値となる1700ドルまで下落。ただし1700ドル割れはなく、下値は堅い動きでもあった。現物市場は1710ドル割れは買い拾われた。期近6月限は1705.6ドルで引け、現物価格に対して下ザヤとなった。