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6月3日

投資被害について

ニューヨークダウ267ドル高、ウイルスの鎮静化や見通し改善が下支え

米国株式相場は続伸

ダウ平均は267.63ドル高の25742.65ドル、ナスダックは56.33ポイント高の9608.38ポイントで取引を終了した。
ウイルスパンデミックの鎮静化やワクチン、治療薬の開発が進んでいること、経済活動の再開で見通しが改善したことが下支えとなった。全米抗議デモの激化や米中対立がリスクとなり、一時上値を抑えたが引けにかけては上げ幅を拡大した。

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円72銭で引けた

ウイルスパンデミックが一段落したほか、引き続きワクチンや治療薬の開発が進展、さらに、経済活動の再開で見通しが改善したためリスク選好の円売りに拍車がかかった。


ニューヨーク原油先物7月限は上昇、原油7月限終値は36.81ドル、1.37ドル高

新型コロナウイルスの流行が一巡した国々が経済活動を再開し、石油需要がさらに回復する見通しであることが相場を押し上げた。世界的に日々の新規感染者数は10万人前後と高水準を維持しており、改善する兆候は限定的だが、主要国の最悪期は過ぎている。米国内の感染の中心地だったニューヨーク州では、6月1日の新規感染者数が3ケタ台まで減少した。

需要見通しが好転しているなかでも、石油輸出国機構加盟国が中心となった産油国が5~6月にかけて実施している過去最大規模の減産の延長を協議していることも支援要因。石油輸出国機構加盟国と非加盟国による石油輸出国機構プラスにおいて、日量970万バレルの減産を7月も実施することをロシアを含めた数カ国が支持しているもよう。従来の合意に基づくと、7月からは減産規模を日量770万バレルに縮小する予定だった。

ただ、石油輸出国機構の舵取り役であるサウジアラビアが1カ月の延長を支持しているのか不明。主要な産油国のオンライン会合は来週行われる予定だったが、今週4日に前倒しされる見通し。


ニューヨーク金先物8月限は下落、金8月限終値は1734.00ドル、16.30ドル安

白人警官の黒人男性暴行死に対する抗議活動の暴徒化に対する懸念が残ったが、経済活動再開に対する期待感が強く、株高に振れたことが金の上値を抑えた。一方、米議会では警官による違法な行為を訴えられるようにする法令が週内にも提出される見通しとなった。