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6月5日

投資被害について

ニューヨークダウ11ドル高、雇用市場の速やかな改善期待が後退

米国株式相場はまちまち

ダウ平均は11.93ドル高の26281.82ドル、ナスダックは67.10ポイント安の9615.81ポイントで取引を終了した。
米国の失業保険継続受給者数が予想外に増加したため雇用市場の速やかな改善期待が後退、失望感から売りが先行。その後は前日終値を挟んで終始もみ合う展開となった。

4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円18銭で引けた

この日発表された失業保険継続受給者数が予想外に増加したことや、4月貿易赤字の拡大が嫌気され、ドル売りが優勢となった。ただ、その後は米国経済活動の再開期待などで米長期金利が上昇したことから、ドル買いが強まった。


ニューヨーク原油先物7月限は下げ渋り、原油7月限終値は37.41ドル、0.12ドル高

メキシコやブラジルなど一部の国では新型コロナウイルスが引き続き流行しているものの、主要国はコロナショックを経て経済活動を再開しており、石油需要が回復していることが相場を押し上げた。

ただ、石油輸出国機構加盟国と非加盟国による石油輸出国機構プラスは、5~6月の日量970万バレルの減産目標を7月も継続する構えだが、一部の産油国の遵守率が不十分であることを理由に最終合意を見送っており模様眺めムードが強かった。ロイター通信が関係筋の話として伝えたところによると、イラクなどが減産目標を遵守することを確約するならば今週中の会合実施は引き続き可能であるという。

今週の米エネルギー情報局の週報で米国の石油需要が減少し、需要回復の弱さが確認されていることは上げ幅を限定した。白人警官の暴行によって黒人男性が死亡した事件を背景に暴動が広がっていることや、米国内における新型肺炎の流行はピークアウトしているものの、日々の新規感染者数が2万人程度増加し続けていることが需要回復を圧迫している。


ニューヨーク金先物8月限は反発、金8月限終値は1727.40ドル、22.60ドル高

欧州中央銀行理事会で追加策が決定されたことなどが支援要因となった。パンデミック緊急購入プログラムの買い入れ規模を6000億ユーロ増額した。またユーロ圏の経済成長見通しを基本シナリオで今年は8.7%縮小とした。景気後退の見方から金の押し目は買われた。