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7月9日

投資被害について

ニューヨークダウ177ドル高、ハイテク株が支える

米国株式相場は反発

ダウ平均は177.10ドル高の26067.28ドル、ナスダックは148.61ポイント高の10492.50ポイントで取引を終了した。
ハイテク株が押し上げた形で上昇で寄り付いた。ウイルス感染の再拡大が経済委回復を遅らせるとの懸念や米国政府がTikTokを含む中国製アプリの禁止を検討していることに加え、ポンぺオ国務長官の「世界は領土問題での中国のどう喝を容認できない」との発言を受けて米中対立深刻化への懸念が強まり下落に転じる局面もあった。しかし、ハイテク株の上昇が終始下値を支え引けにかけては大きく上昇した。

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円25銭で引けた

欧州通貨高に対しドル売りが優勢となったほか、質への逃避のドル買いも後退した。


ニューヨーク原油先物8月限は底堅い動きとなった、原油8月限終値は40.90ドル、0.28ドル高

米エネルギー情報局が発表した週報で、石油製品需要が堅調だったことが相場を押し上げた。コロナショックによる落ち込みを経た後、ガソリン需要は日量876万6000バレルまで一段と回復した。夏場の需要期であることもあって、他の製品と比較してガソリン消費は旺盛。高止まりしているガソリン在庫には取り崩し圧力が強まっている。前年割れが続いているものの、製油所稼働率は77.5%までさらに上昇した。

ただ、米エネルギー情報局週報では輸入の増加を背景に原油在庫が増加しており、上値は伸びなかった。ピークアウトしていたサウジアラビアからの輸入が再び増加している。米原油生産量は日量1100万バレルと2週連続で横ばい。米国の減産は一巡している。

来週、石油輸出国機構加盟国と非加盟国による共同技術委員会や共同閣僚監視委員会が控えていることは値動きを抑制した。石油輸出国機構プラスを主導するロシアは予定通り増産を開始する見通しを示している一方、サウジアラビアはまだ態度を明らかにしていない。先月の会合では日量1000万バレル近い減産を7月も継続することが合意に至り、減産規模の縮小は1カ月先送りされた。


ニューヨーク金先物8月限は続伸、金8月限終値は1820.60ドル、10.70ドル高

新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念やリスク選好のドル安が支援要因になった。米株価はペンス副大統領の会見で安心感が出たことなどを受けて堅調となり、リスク選好のドル安となった。