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8月6日

投資被害について

ニューヨークダウ373ドル高、ウイルスワクチンや追加財政策交渉の進展期待

米国株式相場は続伸

ダウ平均は373.05ドル高の27201.52ドル、ナスダックは57.23ポイント高の10998.40ポイントで取引を終了した。
追加財政策の交渉で政府側が譲歩する意向を見せたため合意に向けた期待感が強まったほか、新型ウイルスワクチンへの期待が強まり上昇して寄り付いた。7月供給管理協会非製造業景況指数が予想外に改善し昨年2月来の高水準になると、上げ幅をさらに拡大した。その後も終日堅調推移となった。ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円32銭で引けた

米7月ADP雇用統計が予想を大幅に下回ったため、労働市場の回復鈍化懸念が強まりドル売りに拍車がかかった。ただ、その後発表された7月供給管理協会非製造業景況指数は予想外に改善し、昨年2月来で最高に達したことが好感されドルは下げ止まった。


ニューヨーク原油先物9月限は続伸、原油9月限終値は42.19ドル、0.49ドル高

米エネルギー情報局が発表した週報で原油在庫の取り崩しが続き、4月以来の低水準となったことが支援要因。米国で追加の景気刺激策についての協議が前進すると期待されていることも相場を押し上げた。ペロシ下院議長は追加策の合意を確信していると語った。ただ、法案が成立する時期は不確かであるとも述べた。

米エネルギー情報局週報でガソリンや留出油の在庫が高水準で推移しているうえ、夏場のドライブシーズンの終わりが見えていることは圧迫要因。今回の週報で製油所稼働率は79.6%まで上昇し、コロナショック後の回復を続けているが、時期的な定期改修によって原油在庫の取り崩しは一巡するとみられている。冬場に需要が高まるヒーティングオイルを含んだ留出油の在庫は約38年ぶりの高水準を更新した。ガソリン在庫も過去5年のレンジ上限を越えて推移。過剰な原油在庫が縮小する兆候はあるが、石油製品の在庫は過剰なままとなっている。


ニューヨーク金先物12月限は続伸、金12月限終値は2049.30ドル、28.30ドル高

7月の全米雇用報告は民間部門雇用者数が16万7000人増と前月の431万4000人増から大幅に減速した。事前予想の150万人増も下回り、労働市場の回復が失速したとの見方から金に逃避買いが入った。