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9月2日

投資被害について

ニューヨークダウ215ドル高、 供給管理協会製造業が予想以上に改善

米国株式相場は上昇

ダウ平均は215.61ドル高の28645.66ドル、ナスダックは164.21ポイント高の11939.67ポイントで取引を終了した。
ダウは利益確定の売りで下落して寄り付いた。その後発表された8月供給管理協会製造業景況指数が予想を上回り、2018年11月以来の高水準となったことが好感され、上昇に転じた。引き続きハイテクセクターが牽引し、引けにかけて上げ幅を拡大した。

1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円94銭で引けた

米8月製造業購買担当者景気指数改定値が2019年1月来で最高となったほか、8月供給管理協会製造業景況指数が予想を上回り2018年11月来の高水準となったため見通しが大きく改善し、ドル買いが強まった。


ニューヨーク原油先物10月限はやや反発、原油10月限終値は42.76ドル、0.15ドル高

8月の米供給管理協会製造業景気指数が56.0まで一段と上向いたことが石油需要の回復期待を高めた。コロナショック後の最高水準を更新している。内訳の新規受注が一段と上昇し生産も追随しているほか、在庫の減少、受注残の増加もみられた。ただ、雇用の回復鈍く、46.4にとどまっており、景気判断の分岐点である50に達していない。

今週の米エネルギー情報局の週報でも原油在庫の取り崩しが続くとみられている。市場予想は前週比200万バレルの減少。取り崩しが続けば6週連続となる。
ただ、米エネルギー情報局週報の内容にはハリケーン「ローラ」の一時的な影響が現れる見通し。

石油の消費大国である米国で、新型コロナウイルスの新規感染者数が鈍化する傾向にあることも支援要因。米ジョンズ・ホプキンス大学の調査によると、31日の新規感染者数は約3万4000人だった。水準的にはまだかなり多いものの、7月以降はピークアウトしている。


ニューヨーク金先物12月限はもみ合い、金12月限終値は1978.90ドル、0.30ドル高

米連邦準備制度理事会の低金利長期化見通しを受けてドル安に振れ、金が急伸したが、ドル安が一服するなか、2000ドル台で上値を抑えられた。予想以上の米供給管理協会製造業景気指数を受けてドル安が一服したことも上値を抑える要因になった。