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9月10日

投資被害について

ニューヨークダウ439ドル高、 ハイテク株の回復が支援

米国株式相場は反発

ダウ平均は439.58ドル高の27940.47ドル、ナスダックは293.87ポイント高の11141.56ポイントで取引を終了した。
主要ハイテク株の回復や7月JOLT求人件数が予想を上回り経済封鎖前の水準を回復したため投資家心理が改善し、寄り付きから上昇した。英国の製薬会社アストラゼネカが副作用の懸念から同社開発のコロナワクチンの最終治験を一時中断するとの報道で失望感が広がったが、その後、来週にも試験を再開する可能性が報じられた。下落の目立っていた主要ハイテク株に幅広く買いが継続し、引けにかけては上げ幅を拡大する展開となった。

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円17銭で引けた

7月米JOLT求人件数は予想を上回ったことや、米10年債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物10月限は大幅反発、原油10月限終値は38.05ドル、1.29ドル高

米石油協会や米エネルギー情報局の週報の発表を控えて買い戻しが優勢だった。北半球の夏場の需要期が終わり、コロナショック後の需要回復が鈍化することが警戒されているものの、先週の米エネルギー情報局週報に続き、需要が失速するのか不透明。先週分の内容はハリケーン「ローラ」が米メキシコ湾岸に上陸した影響が現れていた。

米株式市場が反発したことも支援要因。英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学は開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、副作用の疑いで治験を一時中断したものの、英フィナンシャル・ タイムズによると来週にも再開する可能性があるという。

米エネルギー情報局が発表した短期エネルギー見通しで、今年の米原油生産見通しが下方修正された一方、米国の需要見通しが引き上げられたことは支援要因。世界全体の需要見通しも上方修正された。米国の2020年の石油需要は従来の日量1834万バレルから同1846万バレルに、2021年については従来の同1994万バレルから同2003万バレルに引き上げられた。


ニューヨーク金先物12月限は続伸、金12月限終値は1954.90ドル、11.70ドル高

欧州中央銀行の最新予測で経済見通しへの自信を深めていることが示唆されると伝えられ、ドル安に転じたことが支援要因となった。