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9月15日

投資被害について

ニューヨークダウ327ドル高、 ワクチン開発前進を好感

米国株式相場は上昇

ダウ平均は327.69ドル高の27993.33ドル、ナスダックは203.11ポイント高の11056.65ポイントで取引を終了した。
英国の製薬会社アストラゼネカが一時中断していた新型コロナウイルスのワクチン最終治験を再開したことが好感され、上昇して寄り付いた。先週大きく売られた主要ハイテク株にも買い戻しが広がり、終日堅調推移となった。

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円70銭で引けた

連邦公開市場委員会を控えた米国債利回り低下に伴うドル売りが継続。その後、利回りが上昇に転じ下げ止まった。


ニューヨーク原油先物10月限は伸び悩み、原油10月限終値は37.26ドル、0.07ドル安

ハリケーン「サリー」が米メキシコ湾岸に上陸しようとしていることや、石油輸出国機構の月報、米エネルギー情報局の掘削生産性報告などに目立った反応はなく、小動きに終始した。先週までの調整安が一巡し、模様眺めムードが強まっている。今週は米連邦公開市場委員会のほか、石油輸出国機構加盟国と非加盟国による共同技術委員会や共同閣僚監視委員会が行われる。

ハリケーンに発達した「サリー」はカテゴリー2まで勢力を強めた後、中心部はミシシッピ州ビロクシ付近に上陸する見通し。従来の予報ではルイジアナ州ニューオリンズを直撃すると予報されていた。ビロクシ付近は石油関連施設があまりない地域であることから生産や供給への影響は限定的とみられている。

石油輸出国機構が公表した月報で、7月の経済協力開発機構加盟国の商業在庫は前月比450万バレル減の32億3100万バレルとなった。コロナショック後の過剰在庫の増加が一巡した。一方で、2020年の需要見通しは日量9023万バレルに下方修正された。従来は同9063万バレルだった。2021年の需要見通しは従来の同9763万バレルから同9686万バレルに引き下げられた。

米エネルギー情報局が発表した掘削生産性報告で、主要7地域の10月のシェールオイル生産量は前月比で日量6万8000バレル減の764万バレルと見通された。ただ、5月に日量700万バレル割れとなった後、減産は一巡している。


ニューヨーク金先物12月限は反発、金12月限終値は1963.70ドル、15.80ドル高

ワクチン開発に対する期待感を受けてドル安に振れたことが支援要因になった。英製薬のアストラゼネカが先週中断した新型コロナワクチンの臨床試験を再開した。また米ファイザーは、新型コロナウイルス感染症のワクチンが米国で年末までに一般向けに配備される公算が大きいとの見通しを示した。欧州中央銀行が先週、ユーロ高を容認しており、ユーロが堅調となった。