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9月30日

投資被害について

ニューヨークダウ131ドル安、新型コロナウイルス第2波を警戒

米国株式相場は反落

ダウ平均は131.40ドル安の27452.66ドル、ナスダックは32.28ポイント安の11085.25ポイントで取引を終了した。
7月住宅価格指数が予想を上回ったほか、9月消費者信頼感指数が3月来の水準を回復したため寄り付き後、堅調に推移した。しかし、英国の新型コロナウイルス感染者数が一段と増加、さらに、収束傾向であったニューヨーク市の感染者数が6月来で最高に達したことが明らかになると警戒感から下げ幅を拡大する展開となった。

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円67銭で引けた

7月S&P住宅価格指数は予想を上回ったことや、9月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数は3月来の水準に回復したことめ、景気見通しが改善し、ドル買いが優勢となった。ただ、ニューヨーク市内における新型コロナウイルスの感染再拡大が嫌気され、ドル買いは一服した。


ニューヨーク原油先物11月限は反落、原油11月限終値は39.29ドル、1.31ドル安

新型コロナウイルスが再流行していることによる需要の下振れ懸念が重し。北半球が感染症の広がりやすい冬場に向かっていることで警戒感が高まっている。ただ、米国では新規感染者数の再拡大は抑制されている。9月後半にかけて過去最多を更新した英国の新規感染者数の伸びはピークアウトした。

米大統領選のテレビ討論会を控えた慎重なムードは売りにつながった。終盤に入った米大統領選の行方を決定づける可能性のある討論会であることから注目度が非常に高い。世論調査で優勢が続いているバイデン氏が形勢を維持するようだと、クリーンエネルギー政策を掲げていることもあって石油市場には逆風が吹く見通し。イランやベネズエラに対するタカ派的な政策の巻き戻しが警戒されている。ただ、エネルギーのなかでの化石燃料の相対的な優位性を削ぐには価格上昇が必要であるとの指摘もある。

米週間石油在庫統計で原油在庫の増加が見通されていることも圧迫要因。米国では夏場のガソリン需要がピークアウトしており、石油需要全体が頭打ちとなっていることで原油消費量が減少する時期に入っている。米原油在庫の市場予想は前週比150万バレル増。


ニューヨーク金先物12月限は続伸、金12月限終値は1903.20ドル、20.90ドル高

時間外取引では、前日の上昇でテクニカルから底入れ感が出たこと、ドル安を受けて買い優勢となり、一時2ケタ高となった。上げ幅を縮小も堅調に推移。日中取引では、序盤の取引で1880ドル台前半まで上げ幅を削る場面があった。しかし月末接近や、米大統領選のテレビ討論会を控えて買い戻しの動きもあり、堅調地合いは変わらず。
中盤からユーロの買い戻しから、ドルが対ユーロで下落したことに支援され、上げ幅を拡大し、今月23日以来の高値となる1904.8ドルまで上昇。戻り売りを吸収し、1900ドル台を回復して引けた。ドルは対ユーロで1週間ぶりの安値まで下落。