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10月6日

投資被害について

ニューヨークダウ465ドル高、政局不安の後退や追加財政支援への期待

米国株式相場は反発

ダウ平均は465.83ドル高の28148.64ドル、ナスダックは257.47ポイント高の11332.48ポイントで取引を終了した。
トランプ大統領の早期回復期待から政局不安が後退、さらに、追加経済救済策を巡ってムニューシン財務長官と民主党のペロシ下院議長が5日も交渉を継続したことが明らかになったため選挙前の合意期待も強まり寄り付きから上昇した。9月米供給管理協会非製造業景況指数が予想外に上昇したことも好感材料となった。医師団が本日中の大統領の退院を確認すると引けにかけて上げ幅を拡大。

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円75銭で引けた

トランプ大統領が早くて5日中にも退院する可能性が報じられ、政局不安が後退したほか、引き続き追加財政策への期待や9月米供給管理協会非製造業景況指数が予想外に上昇したことを背景に米債利回り上昇に伴うドル買い、リスク選好の円売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物11月限は大幅反発、原油11月限終値は39.22ドル、2.17ドル高

新型コロナウイルスの陽性反応を示したトランプ米大統領が退院すると発表したことで、先週から高まった懸念がかなり後退した。退院後も治療を続ける見通しだが、職務の執行や来月の米大統領選についての不透明感がほぼ解消されている。

ノルウェーのストライキによる減産や、熱帯性暴風雨「デルタ」が米メキシコ湾岸へ向かうと予報されていることも支援要因。ノルウェーでは給与をめぐるストが拡大しており、減産規模は日量33万バレルとなる公算。先週30日に始まったこのデモは今のところ解決の目処が立っていない。平常時のノルウェーの生産量は日量400万バレル。

ジャマイカの南西部を移動している「デルタ」は米メキシコ湾岸へ向かい、カテゴリー2のハリケーンまで勢力を強める見通し。一部の石油生産施設では避難が始まっている。現状の予報では現地時間の金曜日の夜にルイジアナ州ニューオーリンズ付近に上陸する見通し。


ニューヨーク金先物12月限は反発、金12月限終値は1920.10ドル、12.50ドル高

リスク選好の株高・ドル安が回復するなか、欧州時間から押し目を買われて堅調となった。米大統領の退院見通しで戻りを売られたが、ユーロ圏の小売売上高や米供給管理協会非製造業総合指数が好調な内容となり、リスク選好のドル安となったことが支援要因になった。またペロシ米下院議長とムニューシン米財務長官が追加経済対策の協議を継続していることもリスク選好を促す要因になった。